事故物件
マイナスイメージの強い事故物件
ごくまれに事故物件が売りに出ることがあります。
事故物件とは、その住宅や土地で自殺や孤独死などの事件があった物件のことです。
最近では、ネットで事故物件情報だけを集めたサイトもあります。
事故物件について実際どんなイメージを持っていますか?
大多数の方は何となく暗くて薄汚いイメージを頭に思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、実際はそんな物件ばかりではないようです。
事故物件を契約!
先日、事故物件の売却依頼を受けました。
中古住宅でしたが、築浅でなおかつ、リフォームが行き届いており大変きれいだったので、とても事故物件とは思えないほどでした。
早速、お客様をご案内しました。室内で自殺があったことをご説明したところ、「全く気にしない。その分安くなれば良い」とのご返事でした。
結局、その中古住宅は、ホームページに掲載する前にわずか3日で契約に至りました。
事故物件の隠れたメリット
事故物件には心理的なマイナスイメージが付きまといますが、次のようなメリットがあります。
- 物件を購入しようとする競争相手が少ない
- 交渉次第で安く買える可能性がある
事故物件も検討するか家族で話し合う
誰が見ても良いと思える物件は、すぐ決まってしまいます。事故物件も検討対象にするかどうかはご家族と前もって話し合っておくと良いでしょう。
どこまで許せて、どこからがNGか。
具体的には・・・
- 室内はNG、室外ならOK
- 更地だったらOK
- 10年以上過去の話だったらOK 等
ご参考にしてください。
投稿日:2019/10/02 投稿者:中村 芳樹